そもそも「ありのままの自分を大切にする」とは?
人間には様々な側面がありますよね。
家族の前での自分、友達の前での自分、職場での自分、様々な自分がいると思います。
時には相手と比べて「自分はダメだな」って思ったり、自分の弱みを埋めようと懸命に努力したり、鎧をまとってしまうこともあるかもしれません。
「ありのままの自分を大切にする」とは、
周囲の評価や世間の価値観などに関係なく、自分の強みや弱み、考え方、様々な要素を持つ自分を、「そのままの自分で十分いいんだよ」と認めてあげることじゃないかと私は考えています。
ありのままの自分を大切にする理由
私が「ありのままの自分」を大切にする理由。
それは、「ありのままの自分」でいられなかった時のデメリットを経験しているから。
ありのままの自分でいられなかった結果、どうなったのか書いていきたいと思います。
自分がどんな人間かわからなくなる
学生時代、クラスの人に嫌われることを恐れている時期がありました。
その時の私は、嫌われないように相手に合わせて自分を変化させていました。その場ではうまく付き合えるけど、自分を作り出している分、少し時が経つと疲れてしまう。
他人に合わせて自分を作り出すことを繰り返しているうちに、自分がどんな人間なのかわからなくなっていきました。
自分がどんな人間なのかわからなくなると、どうコミュニケーションをとったらいいかわからなくなる。そんな悪循環にはまってしまいました。
本当の友達ができない
相手に合わせて作り出した自分に近づいてくる人たちは、作っている自分に合った人たち。
自分も合わせるのに疲れてしまい、本当の意味で信頼出来て、長続きする関係は築けませんでした。
最後に
「ありのままの自分」を大切に出来ない時、「こんな自分ではダメだ」と無意識に思っているのかもしれません。
だから、ダメな自分を補うように、表面的な人間関係を作ってしまう。
しかし、どんなに自分を作り出しても全ての人に好かれるのは難しい。
そうなのであれば、自分がどんな人間なのか見失ったり、表面的で疲れてしまう人間関係を築くよりも、「ありのままの自分」でいられる時間を共有できる、本当の意味で信頼できる人間関係を築いていく方がきっといい。
だから、ありのままの自分でいることを大切にしていこうと思います。
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