仕事の日の朝、なぜか体が動かない、起きれなくなってしまう。
何か新しいことをする時、胸のドキドキを感じて何だか不安になってきてしまい、逃げだしたくなる。
どうしたら起きれるようになるんだろう、不安に支配されなくなるんだろうと模索している中、「あ!まさに、今の私かもしれない・・・」と思う部分があった。
以下は「行動経済学が最強の学問である」という本から引用。
私たちは「感情」というと「喜怒哀楽」のようなはっきりとした感情を想像します。しかし、感情というのははっきりしたものばかりではありません。
好きな食べ物を目の前にしたときのあのちょっとした高揚感。こういった「喜怒哀楽」とまでは言いづらい「淡い感情」も持ち合わせているのが人間というもの。しかも、実際には、はっきりとした感情よりも、この淡い感情が人を動かしていたりします。
第1節では、第3章の最も基本となる淡い感情「アフェクト(Affect)」について、解説していきます。
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何となく不安だったり、嫌な印象があったり。
その何となくのネガティブな淡い感情が、仕事の日の朝に起きれなくなる、新しいことから逃げ出したくなるという行動を起こしてしまう一つの要因なのかもしれないと考えさせられた内容だった。
そして、この本ではいくつかの研究が紹介されている。
類似の研究はいくつかあります。数字が苦手と感じる人が多いアメリカで、難しい数学の課題を与えられた際、
- グループ1「冷静に落ち着いて取り組んでください」と指示される
- グループ2「チャレンジだから、ワクワクと楽しんでやってください」と言われる
- グループ3 何も言葉をかけられずに問題に取り組む
の3グループの課題の正解率を見ると、グループ2は他のグループよりも22%も高くなっていました。
このように、ネガティブ・アフェクトは無視したり、抑え込んだりするほど悪影響になる可能性があるので、緊張していることを受け入れて、それを「ワクワク」だと捉え直すといいでしょう。
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この内容を読んで思い出した出来事がある。
新しい知らない環境に行く時、久しぶりに仕事に行く時、不安でいっぱいだったことがある。
そんな時に、「楽しみましょう!」と仲間にかけてもらった一言で、ネガティブな感情がだいぶ緩和されたなって。
最終的に、「あー、もう楽しんでこよう!」って気分が変わったなって。
すぐに、朝起きれるようになったり、不安がなくなるって訳ではないけど、
今の私は、
不安なあなた(私)がいても大丈夫。
今日という日を一緒に楽しもう!
って、不安になってしまう自分に毎朝声をかけている。
おわり。
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