人は自分のことほどわからないものだなーと思ったことはないだろうか。
私は周りの人に「頑固だ。」「自分で自分を追い込んでいる。」と言われることがあったが、自分ではその意味が全く分からなかった。
その結果、体調を崩して休職するにまで至ったのだけど。
この期間の中で気づくのである。
自分が頑固だと言われる理由はここにあったのかもしれない。自分で自分を追い込むとはどういうことだったのか。
なぜ、「気づくこと」が大切なのか。
結論を言ってしまえば、気づくことで生き方を変えるきっかけになる、可能性があると思ったのである。
なぜ、「気づくこと」が大切なのか。
自分の生き方や考え方を見直すきっかけになる
以前書いた記事の中にも少し書いたが、休職中にたまたま立ち寄った本屋さんで手に取った本。
まさに、その時の自分に当てはまる内容ばかりだった。
たとえば、
全か無か思考(白黒思考)やすべき思考など。
私の場合は、「完璧でなければいけない。」「みんな○○なんだから○○すべき」といった思考をもっていて、ちょっとでも失敗だと感じると「自分はダメだ」って思っていた。
この思考をまるで事実のように感じてしまっていた。
その本に出会ってから、この思考が事実ではなく、長年積み重ねてきた思考の癖であること、
そして、思考は同じ事実が起こったとしても人によって解釈の仕方が異なることを知った。
このことへの気づきが、自分で自分を追い詰めていたこと、もう少し考えを緩めて生きていこうと考えさせられるきっかけになった。
ちなみに、以下の本がその時に出会った本。
以前、書いた記事→嫌いだった読書が好きになった理由
自分のことがわかってくると相手のことを知りたくなる
自分の思考の癖を知り、その思考の癖がどういう風に形成されてきたのかを考えたりと、自分の内側と向き合い、自分のことを知るきっかけとなった。
それにより、「相手はどんな風な解釈の仕方をするんだろう」とか、「どういう人生を送ってきて、何を大事に、どんな価値観を持って生きてきたんだろう」と興味を持つきっかけになった。
知って、気づくをきっかけに人生が変わる可能性がある
今までは自分で自分を勝手に追い詰めていくような思考をしていた。それは無意識なものだった。
だけど、自分の思考がカチコチであったこと(きっと、これが頑固だと言われる理由だったんだと思っている)に気づいたことをきっかけに、もう少し柔軟に、思考を緩めて生きていこうと思うようになった。
気づけたことが、変わっていくきっかけになると思っている。
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