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「自分には無理だ…」と思った時に知ってほしいこと

「何をやってもうまくいかない」
そんな時期、ありませんか?

頑張って勉強したり、新しいことに挑戦してみたりするけれど、なかなか結果につながらない。
気がつけば、「自分には無理なんじゃないか」と思い込むようになっている。
少し前の私は、まさにそんな状態だった。

周りの人は「最初はみんなそうだよ」「だんだんできるようになるよ」と言ってくれていたけど、当時の私にはその言葉がどうしても信じられなかった。

そんな時に出会った言葉。「学習性無力感」という考え方

そんな時に出会った言葉。
**「学習性無力感」**という心理学の概念。

これは、何度も失敗や困難を経験するうちに
「どうせ何をやっても無駄だ」「自分にはできない」と思い込んでしまう状態のこと。

かつて行われた有名な実験では、逃げることのできないストレス環境を経験した動物が、後に逃げられる状況になっても動かなくなってしまったという結果が出ています。

これを知ったとき、「ああ、今、私もこの状態かもしれない」とハッとした。
失敗を繰り返す中で、「もうがんばっても無駄」と自分の脳が思い込んでしまっていたのかもしれないと気づかされるきっかけになった。

他にも思い込んでしまった落とし穴があった

「自分には無理」と思い込んでしまった他の要因。

それは、「ネガティビティ・バイアス」と「確証バイアス」

この2つの用語について、以下は「心理学の超きほん」という本から引用。

「ネガティビティ・バイアス」とは

ポジティブなことよりも、ネガティブなことを注視してしまうバイアス。

「確証バイアス」とは

自分が「こうだ」という思い込みに合う情報ばかりを集め、それ以外の情報は無視してしまうことで、「やはりそうだ!」という思いを強くするものです。「私にとって嫌な出来事が続く」ということに対して、それを裏づける情報ばかりを集めて、「ほら、続いている」と思ってしまっているわけです。


おそらく、出来るようになったこともあったはずなのに、失敗やうまくいかなかったことばかりを思い出し、自分の中に「できない証拠」ばかりを集めていた私。

今振り返れば、無力感とこれらのバイアスの影響で、悪循環な思考になり、自信を失っていたなと思う。

少しずつ、自分を取り戻していく

「自分には無理かもしれない」
そう思ったとき、まず知っておいてほしいのは――

それはあなたの**本質ではなく、脳がそう“学習してしまっている状態”**かもしれないということ。

そして、ネガティブに偏る思考も、脳の自然な反応。
知っているだけで、少し心が楽になることもある。

今の私は、完璧じゃないけれど、
「今の自分にできることを、少しずつ積み上げていこう」
そう思えるようになってきている。

おわり。

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